おすすめノート2

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ノート

浴びる言葉って大事すぎる

大学時代、アメリカ人の
教授がこんなお話をしていた。

A、B、C 3人の
バスケットボール選手がいるとする。

彼らは出来るだけ沢山のシュートを
時間内に決めようとしている。

A選手がゴールめがけてボールを投げるとき
大勢の観客はポジティブな言葉をかけた。

「A!君ならできる!きっとできる!」

シュートが入ったら皆で喜ぶ。

「すごい、その調子!天才だよ!」

一方、B選手には何も言わなか

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魂がリフレッシュするとき

自分のことを、優柔不断でわりに腰の重いタイプだと認識しているのだけれど。時々「本当にそうなのか…?」と自分でもびっくりするくらい、スピード感に満ち溢れていることもある。

例えば、それは昨日のこと。

雨で撮影の予定が延期になったので、なんとなくスマホを眺めていたら。しばらく前にテレビで見かけた明石の玉子焼きのお店について検索したタブが、そのままになっているのが目に入った。

「ああ。ふらっと明石

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迷宮からうまれた「旅する土鍋」

あるとき土鍋をかかえてイタリアの広場に座ってまどろんでいたら、自分がどんどん小さくなって土鍋のなかに入りこんでしまった。かれこれ30年も時がながれた陶歴のなかで、うつわの迷宮にはいりこんだのは2回目だった。

1回目は30年前の学生時代、冷たいろくろ引きのうつわの中で水没しそうに慌てふためいていたが、2回目は妙に肝がすわっていた。

「このまま旅したい」

そうそう、みなさんにこれを説明すると驚か

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笑いが脳を真っ白にする

「どのお笑い番組が一番好きですか」という究極の問いに対する答えがようやく見つかりつつある。やはり『さんまのお笑い向上委員会』に勝る番組はない(私としては)。ひいひい言いながら笑いまくり、見終わってからふと、30分間ずっと頭の中が真っ白だったことに気が付く。いつもの部屋から脳みそがスタジオまでワープしてしまう。そういう力を持った不思議な番組なのだ。

笑いというものは凄い。笑っている瞬間は脳内で真っ

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ボディーランゲージが人を作る

時々Twitterで #脚本家のつぶやき というタグをつけて、創作のツボ的なことや脚本家志望の皆さんへのメッセージをつぶやいています。
例えば、こんな感じ。

つぶやいておいて何ですが、こういうアピールの仕方の違いは競馬の「ハナ差」ぐらいの違いしか生まないだろうと思います。
評価をする側から見れば、「何はなくとも筆力」のはずですし、筆力で周りに何馬身もリードしているなら、気にするほどの事でもないで

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動きのある写真、動きのない写真

この秋は、ひたすら写真と向き合っている。精神的な意味合いではなく、物理的な意味で。

七五三で撮影が立て続けに入っているおかげで、写真整理と現像でとにかくずっと写真を眺め続けているのだ。

子供ってジッとしていないし、大人だって集合写真の時には瞬きしたり視線を逸らしたりするものだ。だから確実な仕事をしようと思うと連写は必須…という訳で、1時間の撮影で500枚は撮っている。下手したら1000枚近い枚

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時速30キロで生きること

ここ1ヶ月弱の間、階段を踏み外したように体調を崩して日常を手放していた。

持病もあるし元々体が丈夫ではないのでまあ仕方ないな、とはじめの頃はたいして焦らなかった。

ただ、続く熱と食欲不振からだんだん気がめいって「いつもこうだ」と落ち込んでいった。

実際いつもこうなのだ。
仕事も働いては倒れを何度も繰り返してついにフルタイムでの労働を諦めた。所謂バリキャリに憧れていたのに全然違うとこにいる。継

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その祈りの先に

友人夫妻の出産が近づいています。これを書いている瞬間にも産まれるかもしれません。今思うのは、これから数ヶ月分の我々周りにいる人間の幸運が、神様の依怙贔屓で、産まれてくるその赤ん坊の上に注がれますようにというそのことだけです。無事にこの世界に来られるように。

30代の最初の頃、あるきっかけで重篤な赤ん坊たちが運び込まれてくる場所に三ヶ月ほどいたことがあります。親しい友人たちには時々言うのですが、い

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